【千鳥ヶ淵緑道と靖国神社の桜】
4月になり、日本の代表的な花として古くから親しまれている「桜」の季節がやってきました。
今回ご紹介するのは、全国的にも有名な桜の名所である旧江戸城の内濠の一部千鳥ヶ淵に沿って造られた「千鳥ヶ淵緑道」と、明治以降の日本の戦争で亡くなった軍人や看護婦、民間人などが祀られている「靖国神社」です。
日本の歴史を肌で感じられる場所であるとともに、美しい桜を鑑賞することができる場所としても知られています。
「千鳥ヶ淵緑道」とは、皇居のお濠沿いに約700メートル続く、緑豊かな遊歩道です。
春にはソメイヨシノを中心に緑道周辺で約140本の桜がピンク色に染まります。お濠の水面に映る桜並木の風景がひと際美しいです。夜にはイルミネーションが施され、ロマンチックな夜のお花見やレンタルボートを楽しむことができます。
アクセス:東京メトロ東西線・半蔵門線・都営新宿線九段下駅2番出口から徒歩3分
東京メトロ半蔵門線半蔵門駅5番出口から徒歩5分
千代田区ホームページ
[千鳥ヶ淵緑道]
https://www.city.chiyoda.lg.jp/shisetsu/koen/chidorigafuchi-ryokudo.html
[千代田区営千鳥ヶ淵ボート場]
https://www.city.chiyoda.lg.jp/shisetsu/koen/chidorigafuchi-boat.html
「靖国神社」の境内にはソメイヨシノやシダレザクラ、ヤエザクラなど、見応えのある桜が数多く植えられており、内苑から外苑の参道沿いまで、境内の至るところに春の風景が広がっており、桜の開花を観測するための東京管区気象台の「標本木」があります。高層ビルが立ち並び、多くの人が行き交う東京にも癒しの空間で桜を鑑賞できるスポットがたくさんありますので、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。例年花見など桜が楽しめる期間は開花後、一週間から10日間くらいです。
アクセス:東京メトロ「九段下駅」より徒歩約5分
JR・東京メトロ「飯田橋駅」「市ヶ谷駅」より徒歩約10分
公式ホームページ:https://www.yasukuni.or.jp/